社会保障・税一体改革素案の評価
2012.01.14(Sat)
先週、政府から「社会保障・税一体改革」素案が発表されました。
日本にとって重要な論点ですので、皆さんも一度読んでおくことをオススメします。
ニュースや新聞では、年金と税金(消費税)の事が特に大きく取り上げられていますが、素案自体は
・子育て支援(幼保一体化)
・医療・介護サービスの見直し
・年金制度の見直し
・セーフティネット(生活保護制度)などの見直し
・雇用制度の見直し
・税制の見直し
ともう少し論点は幅広い構成になっています。
私が評価できる部分で言うと
・年金の基礎年金を税方式にして最低保険料7万円とすることは、基礎年金が老後の最低限のセーフティネットとして機能するので
良いと思います。
・個人に番号を付けて納税・社会保障を行うマイナンバー制度は、今後効率的な徴税と社会保障を行うためには不可欠な制度だと思いますのでこれも早めの導入を検討してほしいものです。
逆に評価できない部分は
・昨年の記事でも触れましたが、社会保障費は今後高齢化に伴う自然増が決まっているので、いかに社会保障費を抑制していくかという観点が必要なはずなのに、社会保障制度の充実を謳っているのでこれでは全く意味がない。
せめて高齢者福祉から若年層負担減額への方向性が見えないといけない。
・同様に増税措置は国家財政の立て直しに利用しなければいけないのに、増税分はそのまま社会保障の充実の為に利用するような書き方である。
これでは、プライマリーバランスの均衡などには全く役に立たなそうに見える。
ということで、今期国会での議論を皆さん注目しておきましょう。
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