実務家FPカンファレンスの後日談
2012.02.23(Thu)
2月10日(金)に日本で最初の実務家FPカンファレンスが終了しました。
参加していただいた方は100名以上と、初めての開催にしては予想以上の方々に来場いただけました。
ご参加いただいた皆様には、御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
さてその後、事務局での反省会や参加者の皆様からのアンケートなどを分析してわかってきたことをご報告しておきます。
「参加者の感想」は大きく3つでした。
1.カンファレンスの主旨とセミナー構成には満足
大多数の参加者の方々から、内容については満足と評価を頂きました。
しかし、我々事務局からすれば、来年開催するカンファレンスに今回の参加者がどの程度継続参加してもらえるかが
満足度を測る指標になってくると思っています。
2.不足している部分は「マーケティング」と「ビジネスモデル」
セミナーの内容で、今後期待されているものは「マーケティング」と「ビジネスモデル」
独立FPや実務家FPと「名乗る」ことは簡単だが、実際に「仕事を続けていく」ことは難しいと皆さん感じている様子
「マーケティング」
いかにFP相談にニーズのあるお客様を集客するのか?
というのが一番本質的で難しい課題のようです。
米国FPAでもこうしたテーマは度々触れられていますので、次回はマーケティングコンサルティングのテーマを増やそうと思います。
今回はスポンサーであるオールアバウト社のセミナーは、マーケティングの話でしたのでやはり人気があったようです。
「ビジネスモデル」
今回もFPとしてのビジネスモデルのセミナーはいくつかご用意したつもりでした。(久谷さん、相沢さん、パネルディスカッション)
それでもまだまだ
「独立系FPはどういった収入で経営していくべきか?」
という成功イメージが伝わらないのだと思いました。
来年はより一層、FP事務所の経営で成功している方々をお呼びして
「どのようなビジネスモデルで商売をしているのか?」
という内容を増やしたいと感じています。
3.FPの認知度が低いという問題
アンケートの中には
「FPの社会的、消費者への認知度が低くて、商売がやりにくい」
という意見も多数みられました。
しかし、これは誰のせいにもできない、まさに自分たち自身の問題に他ならないのではないでしょうか。
参加していただいた実務家の皆さんが
「しっかりと仕事をして、商売に精を出して、認知度を上げていく」
というのが本筋で
「FP協会が何もしてくれない」
「消費者の認知度が上がってこない」
というのは私には単なる愚痴のように聞こえます。
続いて、「スポンサーの感想」は
1.このような実務家FPの会合を開いて頂いて感謝している
スポンサーからすれば、実務に関わるFPを探すこと自体が困難なので、こうした場所で一か所に集合してもらえると
営業効率が高いという事でしょう。
もちろんこちらはその意図で企画しているので、これはwin-winです。
2.実際に購買につながった
いくつかのスポンサーさんからは
「今回のカンファレンスで実際の購買につながった」
という報告を頂いております。
もちろん、参加されるFPの方々の個人判断ですが、こうしてスポンサーの商売にもつながれば、事務局としても嬉しい限りです。
最後に「周囲の反応」は、
昨日日経ヴェリタスの取材が、今回のカンファレンスの件でありました。
ただ、残念ながらヴェリタスや日経の紙面では、まだまだ
「FP業界」の問題や動きなどについて
紙面で取り上げるほどの材料にはならないようです。
また、国内で今回のカンファレンスの話が話題になっていることも聞きません。
これは、カンファレンスを続けていくことで、規模を拡大して存在感を出していくしかなさそうです。
NAPFAではボードミーティングでも話題になったとの連絡をもらっています。
今後は、FP業界内のみならず、消費者への認知も上げていくたゆまぬ努力が必要だと痛感した次第です。
来年のカンファレンスに主催者側として関わりたい方がいらっしゃれば是非ご連絡ください。
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